拝啓 風子様
虹の橋に走って行っちゃった風子へ ~ねねより
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雷は全然平気。
地震も、そんなに大きいのは体験した事が無いけれど、
震度3の時は確か爆睡してたし、
震度4の時は慌てふためく私達を眺めながら平然としてた。

なのに何故か花火は、嫌いだったね。



昨夜、30分くらい近所の公園で花火を打ち上げていた。
何かのイベントがあって、その中の催しだったんだろう。
音が鳴ったのでダンナと庭に出て、少しだけ花火を見た。

「そういえば去年のお盆の花火大会、風子と観たんだ」
「そうそう。俺が仕事から帰って来たら、ねね、風子とここで酒盛りしてたなw」


うんうん。
縁台をひっぱって来て、ビールとおつまみと風子のオヤツをスタンバッて、
風子の長い鎖を縁台の足にくくりつけて。

風子は、どーん!パラパラパラパラ…と始まると
いつもひゅんひゅん情けない声で鳴き始めた。

「どうする?お家でお留守番してても良いよ?」

花火は嫌だけど、花火の時に独りで居るのはもっと嫌らしい。
縁台まで連れて来るとよじのぼり、ねねの体に自分のお尻をぴったりくっつけて
花火と反対の方向を向いて、ふて寝してた風子。

「まぁまぁ風子さんもおひとつどうぞ」

オヤツを出せばみるみる内にご機嫌も回復。

パパが帰って来る頃には私は気持ち良く酔っ払ってて、
風子は平気で鎖を伸ばして草をクンクンしに行ったり、砂利に寝転がったりしてた。

パパは嬉しそうに「俺も俺も」と
ダッシュで車停めて家に飛び込んでジャージに着替えて
凍らせたジョッキとビールを手に飛び出して来たっけね。


──なんか良かったなぁ。うん。嬉しかった。
    二人揃って庭で「お帰りー」って笑顔だった。

パパが花火を見上げながらぽつりと言った。

これからもちゃんと笑顔でお帰りーって言ってあげるよ(笑
私だけじゃなく風子もね。
見えないけどちゃんと玄関に寝っ転がって、お腹出して
「あ。パパ。おかえりなさい」っていつものように適当にねw

気が付いたら、いつの間にか短い花火は終わってた。

お盆は亡くなった人達が帰って来るらしいけど
花火大会が嫌いだった風子、
その日だけは絶対家に近付かないような気がしてしょうがない今日この頃。
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