拝啓 風子様
虹の橋に走って行っちゃった風子へ ~ねねより
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風子が小さい頃、近所に住んでいたおじいさんは、いつも白い犬を連れていた。

とことこと、ウチの前の道を歩いて行くおじいさんと白い犬。
いつしかおじいさんは、車椅子に乗ってお散歩するようになったけど、
白い犬は相変わらずおじいさんの側から片時も離れず、
その内、自分で車輪を回すおじいさんを手伝って、車椅子を引っ張るようになった。

車椅子をゆっくりゆっくり引っ張る白い犬。
ゆっくりゆっくり車輪を回すおじいさん。

毎日、毎日、のんびりの散歩。

一度も声をかけたことは無かったけれど、見かけるたびに
なんだか胸があったかくなって、じわーっと込み上げてくるものがあった。

ウチのわがままばあちゃんもこのおじいさんと白い犬を見ていて
どうやらうらやましく思っていたらしい。
まだ私が介護生活真っ只中だったある日、ばあちゃんを車椅子に乗せて
近くのかかりつけの病院に連れて行こうとしたら、

「風子も連れて行く」とばあちゃんが言い出した。
【↓ツヅキ】
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