拝啓 風子様
虹の橋に走って行っちゃった風子へ ~ねねより
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
メモ書きみたいな家計簿の日記を読み返しながら、
「風子」の文字をひたすら探す。

1997年12月7日 日曜日。
避妊手術は3才の時だと思い込んでたけど、
あれれ、2才の時だった。勘違い。

偽妊娠を何度か繰り返し、避妊手術の少し前から乳腺が炎症を起こし始めてて
何度か病院に通ってた事も、
獣医さんに避妊手術を勧められて、パパが
「俺らの一存で風子の体にメスを入れて、いいんだろうか」
と軽く悩んでた事も書いてあった。

そして、風子がいない初めての夜のことも。

夕方、風子を散歩させてトイレを済ませてから
パパと一緒に獣医さんに連れて行く。

風子はただならぬ空気に怯えて、しかめっ面できょろきょろしてた。
案の定、大嫌いな病院に到着。
手術は明日の午前中。退院は少し様子を見て、明々後日の予定。

日記の中に、温度設定のツマミがついたステンレスのケージの中に閉じ込められて、
泣きそうな顔をした風子のイラストが描かれてる。

こんな顔してたかな、と吹き出しそうになった。

風子を預けて二人で帰宅したら、家の中がガランとしてて淋しい。
何かっていうとパパも、私も、風子の話をしてしまう。

風子の存在がどれだけ大きかったのか、初めて身に染みた一夜だった。

翌日、手術は無事成功と獣医さんから電話をもらう。
お見舞いは、手術の次の日に行くことになって、
その日の夜病院に着いたら、獣医さんに「このまま退院しましょう」と言われる。

「明日までの予定だったけど、
 風子さん昨日からなんにも食べてくれないから。
 お家に帰ったら食欲出るんじゃないかな」

風子が食欲を無くしたのは、目の病気の時と亡くなる前の2回だけだと思ってた。
避妊手術の時もだったかー。

なるほど。記憶に無いはずだ。
この時は、家に連れて帰ったらすぐに食欲が戻って
缶詰の柔らかいフード、喜んで食べたから、あんまり深刻にはならなかったんだ。

甘ったれさんだね風子。
早く家に帰りたくて、パパとねねに会いたくて、ハンストしたんじゃないのぉー?

ちがいますぅー シュジュツでタイヘンだったからですぅー


ふーんだ。

ねねとパパは退院が早まって、すごーく嬉しかったもんね。

退院して帰る車の中ではうひゃうひゃ言ってたし、
風子がごはん食べて眠るまで、二人で代わりばんこに風子撫でてたもんね。
スポンサーサイト
風子との思い出の曲・・・と一生懸命思い出していたんだけれど
自作の変な歌か変な替え歌しか思い浮かばなくて。

車の中で曲をかけてても、風子は聴いているというより無視してたもんね。

風子が旅立ってからの方が、色んな曲をじっくり聴いているような気がする。
聴きながら、私はやっぱり、風子を思う。

ふと、思いつきで検索したら、とても素敵な歌声に出会った。
検索ワードは『天使の歌声』

天使の歌声:BY Youtube◇


天国ってどんなところなんだろう、
風子は今、どんなところでどんな風に暮らしてるんだろうと想像するけど
どうしても、いつまでもちゃんとした答えは出ない。

ただ、あなたが笑ってくれてるとイイなと思う。



大きな氷柱(つらら)が出来るのは、暖かい部屋の外の雨樋の下が多い。

少しずつ大きくなって成長していくのが面白くて、
お嫁に来た頃、一度、どこまで成長するんだろうと
お姑さんに内緒で叩き折らずに放って置いて観察してたら、
窓ガラスに向かって弓形に、魔女の爪のようにぐーっと1メートル近く成長した挙句、
ある日がっしゃーんと勝手に折れた。

幸い窓は割れなかったけど、春になり、
雨樋が氷柱の重みでうにょんとへしゃげてるのが見つかってしまって、
お姑さんにバレてこっぴどく叱られた。

というわけで、
氷柱が大きくなってきたら叩き折らないといけないんだけれど
雫がゆっくりゆっくり凍った氷柱は
太陽に透かすと、キラキラしてて透明で、
捨てておくのがもったいないくらい綺麗。

片付けた雪の壁の上に並べて差したり、
門柱の上に飾ってみたり、
軽くかじってみたり。おっ。美味しいー(*´∇`*)

風子が「ちょっ!ワタシにも!それちょうだい!ちょうだい!」とせがむので
折った氷柱を風子にも拾って来て、
雪片付けの合間に二人してかりかり、かりかり、かじったりしてた。
厚着で1時間近くも雪かきすると、結構汗かいて喉が渇いたりするから。

ダンナに報告したら、笑いながら「やめとけ」と言われた。

「だって屋根にはさ、春~秋の間に散々溜まった土ぼこりとか
 カラスのフンとかハトのフンとか
 そんなんが雪に溶けて「氷柱」になるんだよ?
 見たり、門に差したりするくらいならいいけど、
 お腹壊すから食べるのはやめとけ(笑」

次の雪片付けの時、風子がいつものように氷柱を食べたがるので
しゃがんで説教した。

「これバッチィの!ポンポン痛くなるの!だからいけません。
 …あとでクッキーあげるから。ね」

風子キョトンとしてたっけな。
よく二人ともあれだけ食べて、お腹壊さなかったもんだと思う。
居間にあるダンナのパソコンのスクリーンセーバーを
ちょっと前に風子の写真のスライドショーにしたら、
モニターが『動く写真立て』みたいになった。

くふふふ(*´∇`*)晩酌してても、ご飯食べてても、テレビ観てても
居間で何をしててもふと視線をやれば、
色んな風子がランダムに次々と表示されてるのが楽しい。

ダンナのパソコンには今まであまり触らなかったけど、
最近は風子のスライドショーをずっとつけっぱなしにしておきたくて
ダンナがいなくてもつい、つけてしまう。

そんなダンナのPC“FMV”が昨日、突然ご機嫌ナナメになった。
起動したら真っ黒な画面に、でーんとこんなエラーメッセージを表示したまま動かない。

次のファイルが存在しないか、または壊れているため
Windowsを起動できませんでした。

System32\DRIVERS\isapnp.sys

オリジナルセットアップCD-ROMからWindowsセットアップを起動して、
このファイルを修復できます。
修復するには、最初の画面で‘R’キーを押してください。


なーんじゃこりゃ?ってとりあえず強制終了して、もう一度起動してみたら
FMVが暴走し始めた。

・エラーメッセージを表示した後、自分で勝手に再起動したり
・メーカーのロゴを表示した直後、起動しきれず再起動したり
・F8キーを連打してセーフモードで起動して
 うまくいったかな…?と思った途端にへなへなと落ちて再起動したり

要するに、ほっとくと一人で再起動しっ放し(゚д゚lll)

【↓ツヅキ】

ほんの少し積もったと思ったら、すぐに溶けちゃった雪。

屋根からずずずっ、どさっ!と雪が滑り落ちる、
風子が苦手なあの音が鳴るのは、もう少し先になりそうだ。

風子と雪の散歩道。

振り返ると、小さな風子の足跡と私の足跡がてんてんと来た道に付いてた。

雪の散歩道は、いつもは見えない
“わんこがオシッコをかけたがるポイント”が目に見えて分かるのが面白かった。
きっと、わんこ達にとっては冬だろうが夏だろうが
変わらない毎度のポイントなんだろうけど、
人間の目に見えるのは、雪の季節だけだから。

人気のポイントは、結構エライ事になっている。
丸で、わんこ専用の掲示板。

通るわんこはみんな引き寄せられて書き込みを読み漁り、
自分も何か一言残して行かなければならないという欲求にかられるらしい。

風子ももちろん、鼻をこすりつけて読もうとする。
あんまりにも大規模な掲示板だと顔がエライ事になりそうでリードを引っ張るけど
ジャマしないで!ここダイジなんだから!
と凄い力で抵抗されることしばしばだった。

一体どんな情報が書かれているんだか。

大きな筆でばばっ!と書いてくわんこも居れば、
ボールペンで小さく書いてく子も、
風子のように、ふもとに小さく“点”で残してく女の子も。

雪の掲示板は、“ログ”が雪が溶けるまで完璧に残るから
後から何度雪が降って覆い隠そうが、
あっという間に又書き込みで埋め尽くされる。

風子が書き込みしてるのを見ながら、ここってきっと横に切ったら
わんこの“書き込み”と雪で、
きっと地層とか、ミルフィーユみたいになってんだろうなぁと時々思った。

  洗面所に入ったら 洗濯機の前に洗濯物が山盛りになってて
  その山の中腹に 見慣れたあの黒い耳 黒い後頭部が覗いてた

  「あー!風子だー!風子見っけー!」と私は大笑いしながら洗濯物をかきわけて
  まずは頭をナデナデ 背中をナデナデ お尻に手を入れて抱き上げて仏頂面を拝む

  「やわらかいなぁ こんなにちっちゃかった? ちょっと縮んだ?
   ごはんちゃんと食べてる?
   そうだ!匂い、かいどかないと…においにおい」

  風子はムスッとしてされるがままで
  私は何故か可笑しくて可笑しくて笑い続けてて

  「やっぱりホコリくさい あっ毛が鼻にっ」

  とかなんとか言いながら そのまま目が覚めて
  笑いながら 風子の夢を見たとダンナに話してる


という夢を見た。
夢の中で夢を見たのは初めて。

何があんなに可笑しかったんだか、とにかく笑い続けてた。

風子の夢は一度目二度目・・・これは三度目?

今朝は初雪が降った。
風子は、雪国で生まれたわんこのくせに
雪が屋根から滑り落ちる音が、花火よりも掃除機よりも、何よりも苦手。

夢の中の夢をダンナに話したあと、ふと
“ユキがふるからハルまでかえりません(`・ω・´)vよろしく!”
 ってバイバイしに来たんやろかー・・・」
と私が言ったら、

「違うよー。
 “ユキだからコタツいれて!ハルまでコタツからでません(`・ω・´)vよろしく!”
 だよ(笑」
とダンナは言い残し、慌ててガソリンスタンドにタイヤ交換してもらいに出掛けて行った。

なるほど。なんかそんな気もするなぁ。そっちの方が良いな、うん。

今日は結局積もらなかったから、風子、今の内にコタツの中に避難すると良いよ。
大丈夫大丈夫。前みたいに、足でつついて追い出したりしないからね。

しかし今日は一日中鼻水がぐずぐずで・・・
普通に、雪も降ったし寒かったし。が原因なんだけど
夢の中で思いっきり風子の毛を鼻で吸い込んだからか?なんて妄想すると
なんとなく可笑しくて、ぐずぐずしながらニヤニヤ笑ってしまった。
ふうこ」と入力する時は、「Huuko」とタイプするのに
ウチの風子は、アルファベット表記では「Fooko」になる。

なる、というか、そうしたのは他でもないこのねねさんなんだけど、
なぜだかは我ながらよく覚えていない。

Wikipediaによるとあるジュースが新発売になったのは、風子さん5才の年。
当時のねねさんは脊髄反射でこんなモノを作っている。


©Coca-Cola Qoo


背景はヒトデと石…?
意味不明な、何の脈絡も無い合成画像ではあるものの、
機種変する前の携帯の待ち受け、ずーっとコレ一筋だった。
メールの着信音はもちろん

「♪コドモだって ウマいんだも~ん のんだら こぉ言っちゃうよ♪」で、
「♪ふう~♪」(違

なんというか、多分、凄くツボだったんだろう。当時のねねさんにとっては。

Foo&Qooが。
見えない風子がこの家のどこかに今いるとしたら、どこにいると思う?

私は、コタツの中だと思った。
寒いし、冬の間は一度入ると中々出て来てくれないくらいのお気に入りの秘密基地だから。

パパは、玄関マットの上だって。

「病気してる時も、何度も玄関に行こうとしてたろ」

そうなんだ。不思議だった。
時々、ヨタヨタ歩いて、居間から出してって言う。
オシッコしたいのかな?と扉を開け、廊下を歩く風子にくっついてくと、
風子は玄関マットの上にぺたんと伏せてしまう。

外に出そうとすると嫌がる。
居間に連れてこうとすると嫌がる。

「風子、チィじゃないの?」

玄関マットの上がイイんだって。寒いのに。

ずっと暖かい座布団の上だから、冷たいのが気持ち良いのかなぁと最初は思った。
でも、冷たいのが良いなら、居間を出てすぐの廊下も充分冷たいし
歩くのもしんどいくらいなのにわざわざ玄関まで行かなくたってイイのに、と
私はすぐにでも居間に連れて来たくて、そわそわしてたけど、
ダンナは「ほら見てみ。風子気持ち良さそうな顔してる」とニコニコしてた。



そういえば風子はいつもいつもあの玄関マットの上で
私達の帰りを待っててくれたんだなぁ、と思う。
待ってる間、淋しかったかな。
帰って来た時、嬉しかったかな。
風子が言葉を話せたら、留守中、どんなことがあったか話してくれたかな。

  ゆうびんやさんがきたよ。
  おかあさんがヤサイもってきたよ。
  ねこのチビボスくんは、ケンカしてた。
  カラスがまたふうこのカリカリたべたろーってきたけど、
  カリカリのおさらがなくてザンネンがってたよ。


風子がそうしてたように、玄関マットに寝そべって目を閉じると、
風子がいつも聞いてた音が聞こえてくる。
風子が感じてた周囲の気配や景色を感じる。

車が近付いて来る音。タイヤが砂利を踏む音。ドアが開いて、閉まる音。
がちゃがちゃと扉の鍵が開けられて。

風子ただいまー!
って、まーたゴロゴロして・・・風子、ねね帰ったよ?お帰りは?


おかえりー


ゴロゴロしててもいい。
シッポ振ってくれなくたっていいよ。

見えないのはちょっと淋しいけど、しょうがない。

おかえりってこっそり言ってね。これからもずっと。ずーっと。
風子が大好きな川には毎年白鳥が飛来する。
いつも散歩するところより少し上流で、群れで固まって、冬を越している。

@2006年 冬



風子は白鳥にはあまり興味が無く、連れて行っても素っ気無く近くを散歩するだけ。
犬が近付くと白鳥がパニクったりしないかな?と心配した事もあったけど、
ここの白鳥は意外に神経が太いようで、
人がたくさん見に来ても、川岸を犬が歩いてても、
マイペースにのんびり、鏡のような川の水面に浮かんでる。

寒いけど、優雅でゆったりな冬の風物詩。

・・・だったはずなのに、
去年の1月、風子と最後に見た白鳥の景色は、大騒ぎだった。

@2007年 1月



鴨鴨

鴨鴨鴨

鴨だらけ



白鳥が鴨風呂に浸かってるみたいだ。
少しだけくっついて来てるのは見た事あったけど、
こんな大量に鴨が来たのを見たのは初めてだったカモしれない。

ちょっとだけ風子を車から降ろして近付いてみたけど、
白鳥に負けず劣らず鴨達も神経が太くて、逃げたりパニクッたりせず
逆に風子の方が、大量の鴨の気配を感じて今にも泣きそうな顔で怯えていたので

早々に退散した。
シッポも下がりまくりだったよね。恐かったよね。
ねねもちょっと恐かったカモ(苦笑
関東では「ダぁ~ルマさんが、こぉ~ろんだ」というあの遊び、
ねねさんが育ったたこ焼きの国近辺では

「ぼぉ~さんが、屁をこいたっ」

という掛け声の遊びで有名です。

ルールは西も東も多分、全く同じかな。
いわゆるオニの子が伏せて掛け声を言ってる間に、
他の子が出来るだけ近付いて、
オニがこっちを向いた瞬間に動いていなければセーフというやつです。
(動いてたらアウトで、オニの捕虜になっちゃうんですよね)

ダルマさんが転んだ
坊さんが屁をこいた

少しずつ近付いてって、誰かがオニにタッチしてわーっと走ってって・・・

その先のオチがちとアヤフヤなんだけど。

ダルマさんが転んにゃ

BLOG:モア*モアレ


このモアレさんという猫さんは、
先日テレビ番組でも取り上げられたほどの有名な猫さんです。

最後の方がちびっと恐くて「うおっΣ(・ω・ノ)ノ!」って言っちゃいそうですが
凄いです。ちゃんと止まってますヾ(≧∇≦)コワ可愛いー♡

ちなみに風子さんは、私が隠れても平気のへっちゃらで探してもくれず、
私が半泣きで出て来るまで平然とくつろいでいました。
探して欲しかった。「ねねどこー(´;ω;`)」ってトイレの戸をかりかりして欲しかった。
「はいはい、しょうがない子ちゃん♥ ねね、ここにおるでしょう」と
微笑みながらヨシヨシしてみたかった…(笑

むしろ風子より、ダンナが一生懸命探してくれます。
ダンナの帰宅時、たまたまトイレに入ってるだけで名前呼びながら探してくれます。
大きい方をのんびりしてる時に大声で名前を連呼されるのは、ちょっと嫌です。
数日前から嵐みたいな風が吹いていた。
昨夜も窓がガタガタ揺れる位の強風だった。
時々ざーっと雨も降っていたし、しばらくはこんな天気かなぁと思っていた。

だから今朝、朝日が差し込んでるのを見た時は

あー。風子が呼んでる。

って。思わず笑ってしまった。



9回目の月命日はパパも一緒に。
川では釣り人さん達がちらほら、鮭を釣っていた。



東屋は、川沿いの遊歩道の一番外れにある。
ここは風子の遺骨を砕いた場所でもあるけど、
風子と三人で何度と無く訪れた場所でもあり。

「ここで風子とヘビの抜け殻見つけた事あったなぁ」
パパがニヤニヤ笑って言った。
そういえばそんな事もうん、あったあった。

東屋の近くに転がってたヘビの抜け殻に、風子は今まで見た事無いような変な反応で
くんくんと匂っては後ろに飛び去り、
またくんくんと匂いに行っては後ずさりして「うーーーー(`ω´*)」と唸ってみたり。
パパが面白がって抜け殻を風子に近付けようとしてたっけね。
気持ち悪いから早く捨てなよーって私は遠巻きに逃げ腰だった。

三人で大はしゃぎしてた風景や笑い声がうっすらと蘇る。

そんな話をしながら風子と一緒にしばらくランチして、
最後に川にお花を流しに行ったら

この冬、この川に一番乗りした白鳥さんと会った。
しかも

ご家族みたい。
きっとお父さんとお母さんと、子供達だね。

どこから来たんだろう。やっぱりシベリアから来たんだろうか。
白鳥ってご近所お誘い合わせの上、
大きな群れで飛んで来るものだとばかり思っていたけど、
このご家族は4羽で飛んで来たらしく、他にはまだ1羽も来てなかった。



家族でゆるゆると川の上を泳いでる様子に、幸せな気持ちになる。
長旅ご苦労様。
お魚いっぱい食べて、ゆっくり疲れを癒してね。

風子も一生懸命「晴れ」にして疲れたでしょ。
オヤツいっぱい食べたら、ゴロゴロして休むんだよ。
また来るからね。
滅多に笑顔を見せてくれない風子が笑う。
川では時々、自然にニパッと笑う。

ぶつかる物が少なくて思い切って大胆に歩けるから、
近所の散歩よりちゃんと運動出来て、暑くてくちを開けてるだけなのか、
それとも、やっぱり楽しいのか。

いや、どう見ても楽しそう。

見えなくなってからはまず『走る』ということが無くなったけど、
川だと、リードを持って、「風ちゃんダッシュ!」と大袈裟に足音を鳴らすと
ニパッと笑顔でジョギング程度の『早歩き』が出来る。

「ダッシュ!ダッシュ!風ちゃんダッシュ!」
たかたか、たかたか、下を向かずに早く歩ける。前へ前へ。
「風子早いね~すごいね~!」

得意気な風子のあの笑顔の瞬間は、
写真には撮れなかったけど、これからもずっとずっと、一生忘れたくない。


◇ 東京都(Tokyo.swf) :BY[未完成]To Be Continued
【↓ツヅキ】
風子のお腹には、くろまる●がある。

風子1号


風子2号

これから風子3号を作ろうと思いながら
実は今まで適当にくっつけていたくろまるだけど
実際の位置、大きさはどんなもんだっけな・・・と
お腹が確認出来る写真を引っ張り出して眺めてみたら、
思ってたのとちょっと違った。

【↓ツヅキ】
ここのところ、こっちはだいぶ寒くなって来たけど、そっちはどうだろう。

いつもならこの時期、石焼き風子もすっかり店仕舞いで、
散歩の後は「おうちにハイる!コタツにハイる!」と譲らず、
外に繋がれるのを断固拒否し始める頃。



いくつかあるお散歩コースのあの道には、
多分今頃、たくさんのトゲトゲの栗が落ちているはず。

いつだったか、まだ誰も拾って無かったところにたまたま通り掛ってしまい、
クンクンしながら歩いてた風子の鼻をちくん。

うわっと思って見渡すと、そこらじゅうイガ栗だらけだった。
秋だねぇ。栗ご飯美味しいんだよね。モンブランも良いよね。
なんて苦笑いしながら風子を抱っこして、イガ栗通りを歩いた。



風子は「だいじょぶだからおろして!おろして!」とジタバタ。
だいじょぶじゃないよー・・・栗が見当らなくなるまでもう少しだから・・・
イガ栗通りを過ぎてからようやく下に下ろしたら、
プンプン怒りながらリード引っ張ってイガ栗通りに戻ろうとする風子。

意味わかんない。

「ココくんくんしてないから!くんくんしなきゃサンポのイミないですから!」

・・・みたいな気持ちだったとか?
イガ栗に突進しようとする風子を無理矢理引っ張って帰ったけど。

風子はいつものごとく(。・ˇ_ˇ・。)むっつり不機嫌だった。
変なの(笑 いつも避けてた側溝のフタより、イガ栗の方が全然痛いのに。

虹の橋にも四季はあるのかな。
いつも石焼きできるくらいポカポカ暖かいのも素敵だけど、
やっぱり四季があると良いね。

だってお家の中やコタツがぬくぬく暖かくて気持ち良いのは、
外が寒いからこそだから。うん。
風子のクセってなんだったっけなぁ。
うーんと。
何でもかんでもまず匂いをかぐこと?
夜中に庭をカサカサと転がってくスーパーのレジ袋に
「おまえはダレなのーっ!」って怒りの雄叫びをあげること?

でもこれは、鼻や耳が見えない目の代わりをしてたってことだから
クセとはちょっと違うかな。

ねねにはクセなんて無いと思ってたんだけどね、
こないだお姑さんちのぶうちゃんにオヤツあげてて気付いちゃった。

ぶうちゃんオヤツ食べる?“ぱんぱん”
オヤツ、ここ。“ぱんぱん”

ぶうちゃんはとっくにオヤツに釘付けなのに、手を叩いてオヤツの位置を知らせてた。

はーい、クンクンし…ぎゃあ。

鼻先まで持ってったら指ごと食べられそうになっちゃったよ
そりゃそうだ。ぶうちゃんは手を鳴らさなくてもオヤツが見えてるし
鼻先まで来たら食べてもイイと思ってかぶりつくわなー(*´∇`*ゞ

ずーっとこうだったからねー。
まずオヤツがある場所を知らせて、オヤツの匂いを嗅がせて、
それからお座り、お手、お代わり、タッチ、伏せ、ごろん、反対ごろん。

あ。思い出した。風子のクセ。

あんたって、大好きなオヤツほど、一人で勝手に
速効でコマンド早送りするんだった。
ねねが「お座り、お手」って言った瞬間に
座りながら右手、左手、タッチ、伏せ…ってなんにも言わなくてもやっちゃうさ。

「そんなんアカンわぁ風子ぉー。もっかいちゃんとお手から。お手」
ダメ出しするとお手、お手、お手と壊れたレコードみたいに風子パンチ。

可笑しいからつい「もー」って言いながらオヤツあげちゃうんだな。

パパのクセは、風子が亡くなって2~3ヶ月でやっとなおったんだよ。

会社から帰って来たパパは毎日毎日、玄関の靴箱の上にそれを置いてた。
風子がウチに来てから12年と8ヶ月、ほぼ毎日だったから
すっかりクセになってたんだろうね。

タバコを買うとコンビニでもらえる、手の平サイズの小さなレジ袋。

お散歩行く時に風子のウンチを入れるのに丁度良い大きさだから、
もらったら必ず靴箱の上に置いといてって。

風子が亡くなってからもしばらく、時々靴箱の上に車のキーと一緒に
小さなレジ袋を見付けた。

見付けるとどうしても、鼻の奥がツンとした。

「あーあ。パパ、またウンチ袋置いてるー」

「あっ・・・ごめん」

苦笑いしながら、それでも、何日か後に無意識に又置いちゃったりしてたけど。

そんなクセが中々抜けないくらい、
パパももう一度、風子と一緒にお散歩に行きたかったのかもしれないね。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。