拝啓 風子様
虹の橋に走って行っちゃった風子へ ~ねねより
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気配を感じて振り返ると、大抵、居間と台所の境目あたりに立って
こっちにジーッと顔を向けていた。

どした?って聞くけど、何がしたいというわけでも無さそうなので、ほっとく。
しばらくすると台所の片隅に置いてある水を少し飲んで、
食器を洗っている私の足元にトストス歩いてきて、べちゃっと伏せる。

「なに?甘えてんの?(笑」

「ちがいますぅー ちょっとツベたいとこにねたかっただけですぅー」
ってな態度で知らんぷり。

べちゃっとしてる風子を踏まないようにあれこれ用事を続ける。
冷蔵庫を開けて食材を出す。
コレと、コレとコレ・・・。

あ、アレも出さなくちゃ。慌てて冷蔵庫へ引き返した瞬間に、
足の下にむにゅっとした感覚。

「きゃんっ!!」

げ。しまった。
風子のシッポを踏んづけてしまった。

「ごーーめーーんーー!!」

飛び起きて、恨めしそうな顔で自分のシッポに鼻を寄せる風子。
お尻を引き寄せて、巻尾を伸ばしたり、ふるふる揺らしたりしてみる。

「痛くない?だいじょぶ?ごめんねぇ…元気元気!痛くない痛くない!」

くるんと巻尾を整えて、お尻の上に乗っけてポンと叩く。
シナモンロールのような丸い巻尾はご機嫌の証。


楽しいから、笑うんだけど
笑ってるから、楽しくなることもある。

ということは、巻尾を“ゴキゲンなシナモンロール”にしたら、
ちょっとは機嫌治るかな?と思って、
機嫌が悪かったり怯えている時に時々このおまじないをしてみたんだけど。

が、しかし、
むっすー(。・ˇ_ˇ・。)とした顔で居間に戻ってくお尻の上から
シナモンロールはすぐにへにょっとほどけて、足の間に垂れ下がってしまった。


そりゃ ふまれたチョクゴだもの へにょりますよ


シナモンロールのおまじないは、
結局頑固な風子には一度も効かなかった。
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