拝啓 風子様
虹の橋に走って行っちゃった風子へ ~ねねより
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風子のかかりつけのA獣医さんとは、風子が仔犬の時からのお付き合いで
ワクチンも、フィラリアも、避妊手術も、もちろん緑内障の時も
ずっとお世話になっていた。

実は緑内障の時は、最初に他の獣医さんで「結膜炎」と診断されて、
後日いつものA獣医さんに行ったら
風子の目を診てすぐ「緑内障」だと分かった、という経緯があったので、
ちょっとぶっきらぼうで規模も小さな病院だけど、
私もパパも、このA獣医さんをとても信頼していた。

だけど風子の心臓の病気が分かった直後、私は、私の独断で、
この獣医さんのところを飛び出して別の獣医さんに飛び込む。

今、冷静になって思い返すと、結果は多分変わらなかった。
ただ、その時はそうするしか無いって思い込んで、
何にでもすがりたい一心だったんだと思う。

15日(土)の朝、診察したA獣医さんは「原因は心臓だなぁ」と
注射を2本打ち、錠剤を2錠飲ませながら、
「心臓の薬飲ませたから、これで呼吸はとりあえず落ち着くはず」と言う。
様子を見てみて、と言われて家に着くとまだ、8時半だった。

ところが待てども待てども、風子の呼吸が楽にならない。
数時間置きにもらったお薬を飲ませる。
トイレが頻繁で、何度も玄関に行きたがって外でオシッコをするので
そこで、もらったお薬が強心剤だけじゃなく、利尿剤も入ってるんだとやっと気付く。

食欲は全く無く、いつもなら飛び上がって喜ぶ缶詰も、
何があっても大好きだったオヤツにも顔を背けられてしまい、
水だけは時々一生懸命飲む。

真夜中も相変わらずの状態で、横になると苦しくなって飛び起きてしまうので
座ったままコクン、コクンと寝始める。
眠いのにぐっすり眠れないのが可哀想でしょうがない。

明け方、鼻水が出始める。
セキをした時にタンのようなものが出て、血が混じっている。


16日(日)朝、再びA獣医さんのところへ。
全く状態が改善していないことを話すと、うーんと唸ってしまう。
「ウチじゃ無理だなぁ。明日、大学病院に行った方が良い」
同じ注射を打って、同じ錠剤を飲ませて、
「明日の朝、大学に電話しておくから」と診察が終わりそうになったので、慌てた。

「一昨日からご飯も食べられないし、眠そうなのに、一睡もしてないんです。
 今夜もこのままじゃ眠れません。どうにか眠らせてあげられませんか」
「そりゃ麻酔打てば眠れるけど、今そんな事したらどうなるか分からないでしょう。
 とにかく明日、大学の方で診てもらって」

依然、ハァハァ、バクバクしてる風子を助手席に乗せて家路に着きながら
そんな意味で言ったんじゃないのに。麻酔だなんて思いもしなかったのに。
昨夜、もう少ししたら楽になれるからって風子を励ましてたのに。
もう少し頑張ろうって何度も時計を見ながら、早く朝になれ、朝になれって。
朝になったら、獣医さんに行ったら、きっと休めるようになるって。

家に着いたら、又8時半。
明日大学で診てもらえる時間まで、まだ24時間以上ある。
大学は大きいし設備も整ってるし、明日になればきっと風子は楽になれる。
でも。

気付いたら、別のB獣医さんに電話してた。
手も、声も、震えて仕方が無かった。
これで、ずーっとお世話になってたA獣医さんとこには二度と診てもらえない。

いいや。今、風子が楽になれるんなら。
明日まで又眠れないまま待つなんて長過ぎる。

10時半、電話を切って、すぐに風子を抱いて、車に乗せた。
まだドキドキして震えてたけど、「ごめんね、でもきっと苦しいの良くなるよ」と
運転しながら風子の頭を撫でてたら、これで良かったんだと思えて来た。
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