拝啓 風子様
虹の橋に走って行っちゃった風子へ ~ねねより
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ふっ( ・`д・´)ヒトのこと、ヘンなコってよくいえたもんねー。
ねねだってふうこにマけずオトらずヘンだったくせにー。


…そ、そんな事は…ないでしょうよー。


はぁ。やだやだ。ツゴウのわるいコトはわすれちゃって(ふて寝


お、覚えてますよちゃんと…。
えーと、えーと。

カジをおしえたかしこいワンコはだれでしたっけ?


それですか…はい。風子さんです_| ̄|○

そして、カジを教えてくれた風子に、
気付かず説教してしまったおバカな飼い主は私です。がくっ。

あれは風子4歳の夏の終わりだったかな。
言い訳にもならないけど、当時、足がどんどん悪くなるばあちゃんの世話で
結構いっぱいいっぱいだった私。
その日の夕方も疲れ果てながら大急ぎで風子の散歩から帰って来て、
洗濯物片付けなきゃ…晩ご飯の支度…あーばあちゃん呼んでる…と
帰るなり、家の中をばたばた走り回っていた。

そんな時、散歩から帰ったらごはんを食べて
大人しく玄関ハウスで寝てるはずの風子が、グズグズ言い出した。
最初は「ひゅんひゅんひゅんひゅん・・・・」。
通り過ぎる時に頭をぽんぽん撫でて「ねんねしてなさい」となだめる。

5分もしない内に「ひゅーーーん…わんっ。わんっ」吠え始める。
玄関に行ってみると、外に向かって吠えてるから
外に出たいのかな?と庭に出そうとしたら、足を踏ん張って拒否。
「どしたん風子?なに?」

私がその場を離れてばあちゃんの部屋や台所へ行くと、又
「わんわんわんわんわん!わん!わん!」
ずーっとこの繰り返し。私が側に行くまでずっと吠えてる。

ばあちゃんは「おねいさーん」って呼ぶし。
風子はわんわん吠えるし。
もうすぐパパ帰って来るのに、お米は研ぎかけだし。

とうとう、玄関で風子に抱きついて泣いてしまった(苦笑

「風ちゃんなんでなくのーーー!泣きたいのはねねの方なのー!」

風子、オロオロして(いや、そうじゃなくて…)とでも言いたげに
私のほっぺたをペロペロ。

「…いい?ねね今忙しいから。大変やから。後で遊んであげるから。
今はおりこうさんにしてなアカンよ。わかった?」

泣きながらこんこんと説教をしたら、風子は大人しく静かになった。

その後、15分位経っただろうか。なんか外が騒がしい。
どっかのおっちゃんが叫んでる。

「消防車!消防車呼んだかーー!?」

慌てて庭に飛び出した。

「ど、どしたんですか!?」
「お宅の裏の家、火事だって!

なんですと!?ΣΣ(゚д゚lll)

家の裏手にまわってみると、確かに裏のお宅から、ちょろちょろと火と煙が出始めてた。
延焼するほどくっついてはいないけど、裏手には灯油のタンクが設置されてたので
万が一タンクにと思ったら血の気が引いた。
慌てて家に戻り、一番にすぐ風子を連れて庭の隅のもみの木の下へ避難。

再び家に戻り、一番大きな旅行カバンを引っ張り出して手当たり次第にモノを詰め込んだ。
預金通帳、お財布、健康保険証、ここまでは分かる。
後から出してみたら、
(何故か)税金の支払い切符、
(何故か)風子のオヤツと狂犬病の注射証、バスタオル、
(何故か)電話の子機、目覚まし時計
等が放り込まれてて、自分でも何を考えていたんだかよくわからなかった。

カバンをもみの木の下の風子の横にドンと下ろした頃には、
付近はもう大騒ぎになっていて、
辺りにわらわらとたくさんの人達が集まって来ていた。
ウチの庭の中にも人がいっぱい入って来てたけど、
もうそんな事も気にならない位テンパッてて。

テンパりついでにすっかり忘れてたばあちゃんを連れに戻り、
ばあちゃんをおんぶして、もみの木の下にイスを置いて、
風子と。ばあちゃんと。カバンと。指差し確認。

「ここ動かないでね。ばあちゃん、カバンと風子とここに居てね」

たくさんの人をかき分けて裏手を見に行くと、
ちょろちょろの火と煙だったさっきまでとはうってかわって
家全体がゴウゴウと炎に包まれてしまっていた。
ぱらぱらと降ってくる火の粉。立ってるだけで、熱気に包まれる。顔が物凄く熱い。
消防車が何台も連なって到着して、やっと消火活動が始まったので、
少しホッとして風子とばあちゃんのところに戻ると、
ばあちゃんと風子は近所の人達と
「ビックリしたねぇ」「恐いねぇ」とおしゃべりしてた。

「さっきまで風子、ずっと吠えてたんだぁ。報せてくれてたんだなぁ」
「そら、かしこい犬だなぁ」

そっか…ずっとぐずぐず言ってたのは、
煙の匂いがするから教えてくれてたのか…。って
その時初めて気付いた。

風子さん、もおーーーしわけございませんっっっ<(_ _)>

後から平謝り。もうホントに。抱きしめていっぱいいっぱい謝って、褒めた(苦笑

ちなみに、
不幸中の幸いで、当時そのお宅には人がおらず、怪我人も出なかったし
数ヵ月後には放火した犯人も逮捕されて
数年前にはお家も綺麗に建て替えられた。
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COMMENT
すごい体験されましたねぇ。とっさに持ち出した数々の品!それだけ必死だったのでしょうね!
でもとっさでもそれだけの準備が出来るなんてたいしたお方です!私だったら固まって動けないかも。
犬の嗅覚と聴覚には驚かされます。
私も似たようなことがありました。圧力鍋で料理中にタイマーをセットしてそのまま寝室でゴロゴロしていたら不覚にも寝てしまって。
さくらが台所でワンワンいってるので戻ってきたらタイマーの方に向かって吠えてました。いつも使ってるものだし、私がいるときに鳴っても吠えないので、「教えてくれたのぉ♪」と感激しました。
圧力鍋だし、気づかずにそのまま寝てたらと思うと
さくらに感謝せねばです!
2008/05/06(火) 17:27:07 | URL | tulip #jSNBG1CQ[ 編集]
すごいね、風子ちゃん!
なんだかすごい体験されましたね!
風子ちゃん、異常に気づいてみんなに教えてたなんで、賢い!いい子ね♪

その非常時に大事なもの冷静^^;に持ち出しているねんさんもすごいです。
特に風子ちゃんのオヤツ忘れなかったこと飼い主の鑑ですね~(^^)v
2008/05/06(火) 21:44:11 | URL | siromi #tR0Y9Tco[ 編集]
大変だけど・・・面白すぎ!!
おばあちゃんが最後だったのと・・・
電話の子機?&目覚まし時計?(爆)
ねねさん面白過ぎですv-411
失礼とは思いますが・・・大爆笑!!
一番冷静だったのがおばあちゃんと風子ちゃん?
こういう時は慌てちゃいけないんですね~。
もしも?の時の為に参考にさせてもらいますv-410
でも風子ちゃんえらいな~!!
教えようとしたんですもんね。
2008/05/07(水) 09:17:00 | URL | きなママ #-[ 編集]
tulipさんへ
圧力鍋で加圧が限界を過ぎたら…ヽ(゚Д゚;≡;゚Д゚)ノ~~~恐いです!
さくらちゃん超お手柄!
普段何気無く暮らしてても、わんこってイザという時結構頼りになるんですよね。
後から思うと、庭に人が大勢入って来てたのに風子は落ち着いてて
ばあちゃんの足元のカバンの上に前足かけて伏せて、ちゃんと待ってました。
あの異常事態での落ち着きっぷりは、私の知ってる風子じゃなかった(笑
2008/05/07(水) 09:39:13 | URL | xxねねxx #-[ 編集]
siromiさんへ
パニクってて何を持ち出したかその時は全然分からなかったんですよw
でも何故か「よし、これで家が燃えても生きて行ける」って思い込んでて。
後で帰宅したダンナと一緒にカバンを開けてみて爆笑でした(*´∇`*ゞ
風子はパパやお姑さん、ばあちゃんにも褒められて凄く得意気。
風子にはオヤツをたくさん献上して謝りました(笑
2008/05/07(水) 09:40:42 | URL | xxねねxx #-[ 編集]
きなママさんへ
大事なものの順番が本能で出ちゃったんでしょうかw
ぶっちゃけばあちゃん、一番最後でした゚+.(*ノェノ)゚+
他にもごちゃごちゃ入ってたんですけど、変なモノばっかり詰めてて。
風子はこの後鼻高々でしたよ。みーんなに褒められて。
気付かず説教かました私は立つ瀬が無かったです(涙
2008/05/07(水) 09:45:41 | URL | xxねねxx #-[ 編集]
わんこの嗅覚というか、感は凄いですね!
風子ちゃん、お手柄じゃないですか~!?
うちの近所で火事があった時は、家から結構離れた距離だったのに家から出たら外が真っ赤だったので
すぐ後ろの家が火事とは凄かったでしょうね。
ちなみにその時、火事になったお宅のすぐ裏に住むラブちゃんは、人が沢山集まったことへの嬉しさで尻尾をフリフリご機嫌という肝っ玉のデカさでしたv-405
2008/05/08(木) 03:18:00 | URL | nio #JUSY0YHM[ 編集]
nioさんへ
たくさんの野次馬さん達の中で
シッポふりふりのラブちゃんの姿、なんとなく想像できる!(笑
火事の時ってウチみたいな田舎でも、えらいたくさん人が集まっちゃうんですよね。

あんな間近で火事を見たのは初めてだったけど、
ホント恐かったです。そうそう、辺り一面真っ赤で、
当たり前なんだけど、離れて見てても炎が凄く熱くて。あの熱さが忘れられないです。
2008/05/08(木) 09:40:40 | URL | xxねねxx #-[ 編集]
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