拝啓 風子様
虹の橋に走って行っちゃった風子へ ~ねねより
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「A.I.」という映画があった。

人間ソックリに作られた少年型ロボットのデイビッドが、
自分を捨てた人間のママに愛されたくて、『人間』になろうと旅をする物語。

ラストに、デイビッドの、ママと過ごす夢は叶う。
ただし、朝起きて夜眠るまでのたった一日だけ。

この映画を観る度に、デイビッドが可哀想でせつなくて、ラストはいつも号泣していたけど、
ヒトの感じ方ってこんなにあっさり変わるものなんだ。
今、あのラストを思い出すと、デイビッドの人生の中での最高に幸せな一日が
うらやましかったり…まぶしかったり。
もちろん、号泣するのは変わらないと思う。

だけど決して可哀想なだけじゃなくて。
その一日が、彼にとってどれだけ長い間待ち望んで掴んだ『夢』だったのかが、分かるから。
たった一日だけでも、大切な大切な誰かともう一度過ごせるのなら。
その一日の為にどれだけ長い道程を歩かなくてはならないとしても。

たどり着けば、その日はきっと、永遠の夢のように幸せな一日になるんだろうなって。

永遠に ─アフロマニア歌詞


もしも風子と一日だけ過ごせるのなら、何をしようかな。

色々考えた。
やりたいこと、してあげたいこと、食べさせたいもの、連れてきたい場所、
見せたいもの、聞かせたい音、
一日じゃ絶対終わらないくらいあれもこれもとてんこ盛りで。

だけど結局、本当に過ごしたいのは「いつもと変わらない一日」だった。

いつもの近所の散歩道。
いつも食べてた、ほぐしささみやかつおぶしをのせたカリカリ。
砂利の上で石焼きしたり、一緒に歌ったり(?)、
助手席に乗っけて川に行って散歩したり、
コタツに潜ってるとこをつついたり、寝顔を眺めたり。

ねねはPCしてたり。お仕事してたり。
風子はパパとごろごろしてたり。軍手やジジと戦ってたり。
大きなガムに飽きて、ため息ついて投げ出したり。

何も意識せずに繰り返してた、なんでもない一日。
多分それが、私にとって、永遠に続けばいいのになと思う一日。

あの子はどんな一日を思い浮かべながら、雲の上で眠ってるんだろう。
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